こんにちは。
カウンセラーの丸山芽美です。
私の母は、私が17歳のときに自殺しました。
その当時は、もう何が何だか何で?何で?何で?って混乱しました。
葬儀の時に、騒ぐ周りの大人や母の親戚から責められているように見えた父を見て、悲しむことや不安を少し隠しながら、大量のお菓子を詰め込みました。
父から殴られる母、食べ物を異常に食べる母、トイレで籠もって吐いている母、意味不明な独り言を言いながら徘徊する母を見るのが苦しかったから、亡くなった時に安心した気持ちもありました。
それからずっと、「お母さんがこうなってしまったのは、お父さんのせいでお父さんが殺したんだよ」って思っていました。
結婚して、周りに自分の母親に子育てを手伝ってもらっている人を見ると、羨ましくて寂しい気持ちがしました。
それに、自分の精神も身体もどんどん悪くなって、自分の未来が見えず、私も40歳になったら死ぬかもと思いました。
そんな中で、心について本格的にカウンセリングに行ったり、本を読んだりしながら、気持ちも大きく変化してきました。
いろんな経験してきた過去の出来事の捉え方が全く違って見えました。
母の自殺についてもそうです。
父のせいで母が亡くなったわけではないこと。
母の人生は、母の意思で決めたということ。
この辛かった経験から私にとって、もっとも大事な信念ができました。
それは、
全ての人が自分を愛し大切にすること。
家族という場所を安全で心地よい明かり灯った場所にすること。
だから私は、カウンセラーという仕事を通して、それを広げることが嬉しいんです。
最近、芸能界でも自殺のニュースが続いていますね。
理由は、本人にしか分からないけど・・
自分を愛してあげること、今のままで完璧なんだとわかること、人生なんとかなると信じられることができたらなといつも思います。
お母さんのような人の助けになりたい。
それが私の原点です。