こんにちは、丸山芽美です。

暴言を吐いたり、手を出したり、誰が見ても暴力というものは分かりやすい。

それとは少し違って、一人で生きることができない子供に、優しく侵入する場合だと分かりづらい。

親の立場で、自分の期待や価値観を押し付けること。

「あなたのため」と言いながら。

誰でも親からの期待は感じる。

だけど親自身も自分を偽って自分の人生を生きていない場合は、子供にもそうさせてしまう。

親は子供のために我慢しているのを見せて、子供にも親の期待に応え我慢して生きるんだと教える。

期待という圧力。

パッと見は、愛情のように思えるんだけど、支配というかコントロールというもの。

子供が思春期になった時、その押しつけが、子供の暴力やなんらかの問題として出てくることが多い。

このような問題の中で、ほとんどの夫婦の絆が崩れそうなくらいになっている。

夫が妻より仕事、妻より他の女の人など・・

妻は、そのストレスを子供に向けて関心を寄せすぎて、ズカズカと土足で子供の世界観に入ってくる。

夫婦が仲良くやってくれれば、子供だって自分の世界を作るようになって離れていくのだけれど。

親の望みが自分の望みに感じたり、人の期待を読み取ることに長けすぎて、自分の心からの欲望が分からない。

そんな人にとって、本当の自分、やりたいことを探すのは難しいですね。

親への反発から真逆の人生に行っても、それは単なる反抗であって、自分の望みではないのかもしれない。

殴ったりするのとは違って目に見えないので、自覚がないこともよくある優しい暴力。

ずっと怒りを心の中で溜め込んでいく。

それが思春期や挫折とかをきっかけにして噴き出してくるもの。

自分のやりたいことも分からない!

親にも応えられない!

八方塞がりでどうにもならなくなる。

世代で連鎖してきたもの。

親も誰かの期待に応える良い子、そのまた親も良い子。

自分の感情を失ってロボットになって他人のために生きるなんて・・そりゃ辛い。

自分のやりたいこと分からなければ、やりたくないことやらないをやってみるのが良いですよ^^